「確率的発想法 数学を日常に活かす」

ここ最近はなかなか本を読む時間も満足にとれていないのですが、こんな本を読んでみました。

確率的発想法~数学を日常に活かす
小島 寛之
NHK出版
売り上げランキング: 5291

期待効用基準やベイズ推定、マルチプル・プライヤー、マックスミン理論、コモン・ノレッジ、公共財の役割などの概念や考え方を、難しい数式などをほとんど使わずに身近な社会活動に関連付けて説明しています。
日々の行動における選択でも無意識のうちに確率的な発想をしているわけで、それが行動経済学としてはどのように捉えられているかという点はとても興味深いです。

特に印象的だったのは「自動車の社会的費用」についての部分。
自動車が大量生産されるようになって、その利用によって社会に発生している損失が「自動車の社会的費用」で、それを計測しようとするものです。道路設備の整備、道路混雑による損失、自動車事故による損失など、発生する損失を金額に換算して合計するのがまず思いつく方法だと思いますが、事故にあった人の生命や健康を損失額という金額に換算するところがどうも腑に落ちないところですよね。
これに対して「自動車の社会的費用」の著者が提示したのは、「仮に自動車がなかったとしたら、市民が享受したであろうものを、自動車が存在する中で回復するには、どのくらいの費用が必要となるか」という視点から算出しています。この発想の転換の視点は目から鱗だったし、日常の問題解決にも応用できそうです。

確率やリスクの考え方や不確実性などが、身近な日常の活動とどう関連しているかがよくわかって、とても面白いのでお勧めです。ここで興味を持ったらさらに深入りしていくとよいと思います。

内容については時間のあるときに後でまとめます。

Learning English in English

ある周期でやってくるブームみたいなものですが、最近また英語をもう少しちゃんと勉強しようと思っています。

英語学習の効果的な方法として、「英語で考える」というのがよく言われますが、これを実践してみたいと思います。

とりあえずやるのは、
- 英語を調べるときは英英辞書を使う
- スカパーで常にCNNとかBBCとかFOXとかLala TVを流して聞きまくる
- 小中学生レベルの内容を英語で学習

3つ目の「小中学生レベルの内容を英語で学習」では、まずは英語で英語を勉強してみます。
Everything You Need To Know About English Homework (Everything You Need to Know About)

Grammar in Use Intermediate With Answers: Self-Study Reference and Practice for Students of English (Grammar in Use)
がお勧め。

"Everything You Need To Know About"シリーズはEnglish以外もScience, Geography, Math, American Historyなどがあって、内容は小中学校で習うくらいのレベルだけど、英語で読むと知らない単語も結構あって、なかなか難しいです。

"Grammar in Use"は、英語の文法的な細かいニュアンスの違いなどが、豊富な例文や絵を使って説明されていて、とてもわかりやすいです。

Everything You Need To Know About English Homework (Everything You Need to Know About)
Anne Zeman Kate Kelly
Scholastic Reference
売り上げランキング: 149
Grammar in Use Intermediate With Answers: Self-Study Reference and Practice for Students of English (Grammar in Use)
Raymond Murphy William R. Smalzer
Cambridge Univ Pr (T)
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「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」 勝間和代

効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
勝間 和代
ダイヤモンド社 (2007/12/14)
売り上げランキング: 19

今話題の人である勝間和代さんの、知的生産性を上げるための効率化の秘密をあますところなく披露した本です。

大まかにはこんな感じの内容です。
- 情報の重要性、ITの活用、フレームワーク
- 本質を見極める技術
- インプット、読書の技術
- アウトプットの技術
- 生活習慣の技術
- 人脈作りの技術

よくある自己啓発もののカテゴリの本で、それぞれの章で1冊ずつかけて語るような内容がぎゅっとまとめられたような本ですが、この本の特筆すべきは、最新のITツールを使いこなして生産性を上げるという点が多く触れられているところ。それもちょっとした小手先のTipsだけでなく、徹底的に、やりすぎでは?と思えるくらいにITツールを駆使しています(でも「グーグル化する」ってのは、なんだかなー(笑))

内容は主に著者の経験を理由にした主張なので、それぞれの方法や考え方についての厳密な分析はされていないし、理由づけがある場合も弱かったり、意図的に主張にそった事実のみを挙げているように見える部分もいくつかあります。また、「自分はこんなにすごい」的な内容が多いのもちょっと鼻につくところもあります。

ただ、「私のやり方」と、それによって出来上がった「私のこと」を披露することで、その方法にある程度の説得力を持たせることはできるし、知的生産性向上の方法の1つのやり方を共有しようとしている、という見方で読めば参考になることはたくさんあります。

自分が気付いていなかったこと、自分が実践していなくて取り入れられそうなことはぜひ試していきたいです。

具体的には

- フレームワークを徹底的に蓄積する
意識して使っているフレームワークは限られた分野のもの。一般的なフレームワークも、フレームワークと意識して使うほうが効果的だと思う。

- 自分のフレームワークを作る
自然に自分の中にできてはいるのだけれど、ぼんやりしたものが多いかも。言葉や文章で定義できるような明確なフレームワークを作ることが必要かも。

- 失敗力をつける
基本褒められるのが好き&怒られるのが嫌いなので、極力失敗をしないようにしている(というか、失敗しないことしかしないようにしてるかも)。確かに失敗した方が気付くことは多いだろうなぁ。

- 目的意識を持ったコミュニケーション
飲み会とか雑談とか楽しいし大事だけど、ただ楽しいだけの時間になってることも多い。

- 学びを常に数字に置き換える
数字を曖昧さを排除できて、明確にできる。他人の認識との誤解が少ない。

- 情報を「Give&Give&Give&Give&Give」する
情報は与える人の元に集まってくる、というのは僕の経験的にも正しい。

などかな。

それにしても、著者のバイタリティと、徹底した生産性向上のための武装には恐れ入るばかりです。
これだけのことが全部できれば確かに生産性は10倍上がるかもしれない。

ところで、Amazonのレビューを見てると、大体3パターンの評価に分かれるようですね。

- すごい!感銘を受けた、私もやってみよう。
- 著者は特別優秀だからそんなことができるのであって、普通の人にこんなことできるわけない
- そこまでやらないといけないの?そんながんばってお金稼いでどうするの?お金がすべてっていう感覚がいや。

本書を読んでどう捉えるかは人それぞれですが、その捉え方で既に生産性に差が出てるんだろうなー、なんて思ってしまいました。

技術士試験をうけてみようかと

技術士試験ってのを前から受けてみようとは思ってたのですが、ちゃんと勉強をはじめてみようと思ってます。

技術士ってのは

「技術士」とは、第32条第1項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画,研究,設計,分析,試験,評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。
って感じです。

医師・弁護士・弁理士・公認会計士と並ぶ五大国家資格とも言われてたりするようで、合格率も低かったのですが、最近試験の方式が変わったらしくて、一次試験の合格率も上がってるようです。
技術士 - Wikipedia

実際、一次試験は、問題を見ても選択式なら思ったよりは難しくなさそうな感じ。とはいえ、もう大学時代からいろいろ忘れてしまっているので、それなりにちゃんと勉強する必要はありそうですが。

試験は年1回で今年の申請はもう終わってしまっているので、実際の試験は来年。
それまでモチベーションが保てるかどうかが問題です(汗

まあ、技術士になるとどうなる、ってことはないんですが、プロフィールとかに技術士(情報工学)とか書いてあるとちょっとかっこいいかなぁ(そう?)、とか動機はぶっちゃけそんなもんです(笑)。4年生大学の理系卒だと試験の一部が免除になるってのも理由のひとつ。

あと、一応ITとか技術的な仕事にかかわってるし、科学技術一般について最低限の知識はもっておきたいなぁ、というのもあるし、他の分野でも科学的、工学的なアプローチや考え方は役に立つんじゃないかなぁと思うから、ってのもあります。

とりあえずこの辺の参考書からはじめます。